2018年4月6日 LT大会まとめ

和田です。Far Cry 5が発売され、一部で大盛り上がりしていますが、一部ではない私は「ほー」という感じで蚊帳の外です。

それより7月に発売されるロックマンXシリーズ詰め合わせセットが気になっています。7月はよ。

さて、今回も4月6日に行われたLT大会のまとめとなります。あゆたの社員がどんなことに興味を持っているのか、ちょっとわかるかも?

吉田:電子マネーアプリのポーティング

トップバッターの吉田さんは、担当しているプロジェクトでの課題についてのLTでした。

吉田さんのプロジェクトでは、Androidアプリを開発しており、通信にlibcurlを使用しているそうです。

その際、SSLサーバーとのやり取りでp12ファイルを使用して認証する必要があったそうなのですが、libcurlを使用しての通信がうまくいかないという課題があったそうです。

いろいろな調査をした結果、 CURLOPT_SSLCERTTYPE を設定することで通信することができたそうです。

また、同プロジェクトでJava Native Interfaceを使用したTipsについても紹介されていました。

曰く、以下のとおりです。

  • DeleteLocalRef でjclassなどの開放が必要。変数を使いまわすとOverflowする
    • delete が必要だが、 delete しすぎても落ちる
  • FindClass などをしているときも対象
  • ただし FieldIDMethodIDDeleteLocalRef 不要
  • 変数を長生きさせるときは GlobalRef を呼んであげる
  • GetByteArrayElements 呼び出したら Release を呼んであげる

また、以下のURLを参考にしたそうです。

更に、上記とは別に、次のようなことも試したそうです。

  • コミット時にプレフィックスを付けるようにした(参考
  • シェルに fish を使用
  • UI層で Kotlin の使用検討
  • libcurl の https通信を単体テストできるようにした

櫻井:Elasticsearchをいれてみた

櫻井さんは、Elasticsearchを試したお話をされました。

VM上にCentOS 7をインストールし、その中での環境構築についてまでお話されていました。

VM上にインストールした環境に誰でもアクセスできるようにしていただいたのですが、Wi-Fi環境が発表の場に複数あったため、筆者は試せずじまいでした…。

私もElasticsearchについては少し興味があったので非常に興味深く聞かせていただき、実際に動かすところまではスライドとして共有いただいているので、試してみようと思います。

井本:担当プロジェクト紹介

井本さんは担当しているスマートフォンアプリの開発についての紹介をされました。

まず、担当しているアプリについての紹介をおこない、使用している開発環境、アプリのアーキテクチャと全体像の説明を簡単にされました。

その中で、アプリの抱えている問題についてお客様に改善の提案を行い直していきたいという旨の発言をされており、とても良い心がけだなとはっとさせられました。

和田:PUBGのAPIについて

次に私、和田の発表です。

最近一部で流行っている PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS というゲームのAPIが公開されたため、それを触ってみた感想と問題点についてまとめました。

おおまかに紹介すると、以下のとおりです。

  • プレイヤー情報、試合結果情報の2種類が取得できる
  • 取得できるAPIの種類としては少ないが、取得できる内容は少なくない
  • 日本人が多く集まるサーバーの情報が乗っていなかったためバグレポートをした
    • 4月13日現在、修正済み

もしあなたがPUBGプレイヤーなら触ってみると何か面白いアプリを作れるかもしれません。

もしプレイヤーじゃないのなら、プレイヤーになって触ってみると面白いアプリを作る気になるかもしれません(あからさまな勧誘)

藤田:明日から使えるExcelの便利な小技

藤田さんは、Excelの小技についての紹介をされました。

「本当はmacOSも対象にするつもりだったとのことですが、あまりにもWindows版とショートカットキーが違うため断念せざるを得なかった」、ということで、以下で紹介する物はすべてWindows版のショートカットキーとなりますので、ご了承ください。

  • 取り消し線のショートカットキー: Ctrl + 5
  • 列のフィルター: Ctrl + Shift + L
  • セルの削除: Ctrl + -
  • セルの挿入: Ctrl + +
  • 可視セルのみ選択: Alt + ;

「セルの削除」、「セルの挿入」はテンキーを使用すると楽とのこと。また「可視セルのみ選択」とは、セルの非表示をしている場合、不要なセルまで選択してしまうことがあるのを防ぐということだそうです。

また、リボンのショートカットについても紹介されていました。

  • ウィンドウ枠を固定: AltWF
  • シート名変更: AltHOR

更に、「クイックアクセスツールバー」といういわば"自分用ショートカット"を作る機能についての紹介もありました。

その他、Excel関数についての紹介がありました。

  • MATCH ( 検索値, 検索範囲, [照合の型] ): MATCH(“ー”, [列範囲], -1) とすると文字列を含む列の最終行を取得できる
  • OFFSET ( 参照, 行数, 列数, [高さ], [幅] ): 名前の定義にOFFSET関数を用いれば印刷範囲などもシート上で操作できたり、VBAで使えたりする
  • HYPERLINK ( リンク先, 別名 ): ADDRESS関数と組み合わせて使うと良い
  • RIGHT(CELL("filename", $A$1), LEN(CELL("filename",$A$1)) - FIND("]", CELL("filename", $A$1)) を保存したブックで実行させると、シート名を取得できる、とのこと
  • TEXT ( 値, 表示形式 ): 「セルの書式設定」→「ユーザー定義」と同義。別シートなどの値を参照したい時に使用する。
  • SUBTOTAL ( 集計方法, 参照1 [, 参照2 …] ): 非表示セルがあるときに表示セルのみを対象とした処理する。SUBTOTAL関数だけで様々な集計に対応しています

また、「F4キーで直前の動作を繰り返す」ということも質問の中で小技として挙げられていました。

石井:担当プロジェクト紹介

石井さんは担当プロジェクトの紹介を行いました。在庫管理や人員配置のシステム開発を行っているとのことでした。

そのなかで、WijmoというグレープシティのJavaScriptライブラリを紹介されていました。

今回はExcelライクな操作感を実現するために使用されたとのことですが、本当はもっと多機能である、ともおっしゃっていました。

Excelライクな操作感を実現できるため、ウェブであってもExcelに慣れていれば操作方法がわかりやすいという点が利点でもあり、欠点でもあると感じたとのことです。

マクシム:Windows Subsystem for Linux

マクシムさんは Windows Subsystem for Linux、通称WSL についての紹介を行いました。

WSLはその名の通り、Windows上でLinuxを動作させる仕組みのことです。

これを使用するとWindows上でも"VMじゃない"Linuxが使えるため、VM上にインストールする場合に比べ手間や処理速度でメリットが有ると思いました。

WSL上に Ruby on Rails などのWindowsでは面倒なものもインストールすることができ、そこにアクセスすることも可能であるため、開発でも実用に耐えるとおっしゃっていました。

赤城:PWAの将来性

赤城さんはPWA、 Progressive Web Appsについて将来性があるのかどうか、というお話をされました。

Googleを中心に策定などを勧めており、最近AppleがPWAへの対応を発表したため注目が高まっている技術の一つです。

PWAのメリットとして以下の点を挙げられていました。

  1. Webサイトに比べてスピードやパフォーマンスが良い
  2. オフラインをサポートしている
  3. ホームスクリーンに追加できる
  4. プッシュ通知
  5. アプリのような使い心地
  6. アプリストアへの申請が不要

次にデメリットとして以下の点を挙げられていました。

  1. サポートしているブラウザーが限られる
  2. ネイティブAPIへのアクセスが限られる
  3. アプリストアのような入り口がない
  4. 現在すべてのPWAがページ構造にリンクを使用しているわけではなく、タブを持つPWAはリンクを持たず検索エンジンから認識されない

まだ技術としては未成熟な部分もあるため、様子見というところが多いようです。

筆者個人としては非常に注目している技術なので、これからも動向を見守りたいです。

伊東:担当しているプロジェクト

伊東さんは担当しているプロジェクトの説明をされました。

iOSアプリを開発しており、言語やツールとしてSwiftやObj-C、Git、JIRA、Jenkinsの他、fastlaneというものについて紹介されていました。これは iOS や Androidのアプリ申請に必要な処理を行ってくれるオートメーションツールとのことです。

筆者はアプリについては門外漢なのですが、とても有用そうなツールだなと思います。

また、伊東さんは今後やりたいことや、その方針についての展望を話され、やる気を感じました。

酒井:担当しているプロジェクト

酒井さんもまた、担当しているプロジェクトの紹介でした。

酒井さんは社内向けウェブアプリの作成を行っており、その保守作業でのCSSの工数が増えてきたことから、Sassを導入し、コンポーネント化を図ったというお話や、

Railsで作られている外部向け問い合わせサイトの保守についての説明をされていました。

もともと、筆者も関わっており、酒井さんに引き継ぎを行ったプロジェクトなのですが、結構変わっているなぁという印象を受けました。

柴田:自己紹介を交えて今までの経歴と挨拶

4月から中途入社された柴田さんは、挨拶も兼ねて今までの経歴についての紹介でした。

柴田さんは電子カルテの制作を行っており、その中で起こった話を笑いを交え話されていました。

これからよろしくお願いします!

毛利:GoogleAppsScriptとGoogleスプレッドシートで作るWEBシステム

大トリの毛利さんは、Google Apps Script と Google Spreadsheet を使ったウェブシステムについてのお話をされました。

Google Apps Script(GAS)とGoogle Spreadsheetを駆使することにより、HTMLフォームを作成し入力された結果をSpreadsheetに吐き出すというもののデモを行われました。SpreadsheetをNoSQLライクなDBとして使う考えですね。

Spreadsheet上からApps Scriptを生成し、Apps ScriptないでHTMLを書き、JavaScriptベースのコードを記述するとフォーム画面ができるというものでした。

これが無料なのだから、一昔前では考えられない、いい時代だなぁというジジ臭いことを考えざるを得ません。


上記が4月のLT大会の一覧となります。

プロジェクト紹介は、あまり詳しく触れられないのが残念ですが、興味深いお話もあったり、自分の知らなかった知見などが得られたりと、私は毎月楽しみにしています。反面、LTのネタを考えるのがちょっと大変ということもありますが^^;

また次回を楽しみにしたいと思います。